誰でも楽しめる武道|武道は怖くない!少林寺拳法を通じて分かる武道の楽しみ方

武道は怖くない

武道と聞けば、人によって思い浮かべる姿が色々違うと思います。相撲も武道、柔道も武道、空手も武道。どの武道も、相手と取っ組み合いをしたり、投げたり、蹴ったり。それだけ見ると、すごく怖いもののような気がしませんか?

「武」という文字に、「争い・戦い」、こういったイメージが全くないわけではないのですよね。だから、武道は「怖い・痛い」というイメージをもつのは、間違ってはいないと思います。

だけれども、「武」に「道」がついている「武道」は、「争い・戦い」に何かが加わっているから、「武の道=武道」という言葉になっています。

では、何が加わってって「道」になっているのでしょうか?

品格を求める道

「武」という文字が、「争い・戦い」だけを意味しているのであれば、それをつきつめていくと、人を傷つける事だけが目的になります。それだけでは「武」は、単なる暴力になります。

「武」の文字の持つ本当の意味は、「争いを止める」事です。 「武」を求める人に、人間としての品格を高めることも加えたものが、「武の道=武道」になります。

今日本に存在する武道は数多くありますが、日本の代表的な武道は、日本武道協議会に加盟している、以下の9団体になります。

年齢・性別・経験に関係なく
自分のペースにあわせて練習できる

どんな人でもはじめられる武道

どの武道団体も、それぞれがもつ技術の修練を通じて、身体と心を養う事を目的としています。その修練内容は色々ありますが、どんな人にでもはじめられる武道として一番オススメできるのが、少林寺拳法だと思います。

少林寺拳法の道場は日本全国に2300あり、そのすべての道場で同じ内容の練習を行っています。

その理由は、男性・女性を問わず、スポーツの経験がない方でも、また、小学生でも高齢者でも、不安を持つこと無く練習に参加出来るよう、一人一人の習熟度に合わせたカリキュラムがあるからです。

カリキュラムに沿って、年齢・性別・経験に関係なく自分のペースにあわせて練習に参加出来るので、どんな人でもはじめられる武道として一番オススメできます。

こんな事が実際に起きたとき、どう対処しますか?

掴まれた手を無理矢理引き離すことができますか?少林寺拳法ではまず自分の身を守る練習をします。

ただの護身術レッスンじゃない

自分の身を守る練習をする、と書くとただの護身術のようにも思えます。それでは少林寺拳法はただの護身術なのでしょうか。

いいえ違います。

少林寺拳法とただの護身術との最大の違いは、技術を学ぶ方法にあります。少林寺拳法の技術は、色々な危険から身を守る事を想定した技術があるだけでなく、一つ一つの技術が他の様々な場面に応用することが出来る、高度な技術体系を持っています。

それだけでなく、少林寺拳法では、練習する人の体力や理解度にあわせて、階段を一歩ずつ確実に上っていけるように、技術カリキュラムが冊子として準備されています。

少林寺拳法が他の武道より取り組みやすいのは、こういった練習する人の立場に立った練習システムがあるからです。

人と共に成長する仕組み

護身の技術を学ぶ時、自分一人で練習できるでしょうか?

通信教育の教材のように、自分の部屋の中で一人で勉強して、護身の技術は身につくでしょうか? あるいは、同じ型を繰り返し一人で練習していて、本当に役に立つ技術は身につくでしょうか?

少林寺拳法の道場では、自分一人で練習をするということはありません!

出来る人が出来ない人を積極的にサポートし、お互いがお互いに敬意を払いながら技術の修練を続けていき、カリキュラムに沿って一歩ずつ前に進んでいきます。

こういった修練を長く続けていくからこそ、少林寺拳法を修行している人たちは、自分の強さを身につけると同時に、相手を思いやる優しい心も身につけることが出来ます。

誰かに勝つためではありません
人とのつきあい方を学び、相手とともに成長していく

人間教育に特化した武道

少林寺拳法の練習の中で一番大切なことは、人とのつきあい方を 学ぶ事です。

少林寺拳法も武道ですから、突いたり・蹴ったり・投げたりなんていう練習をします。だけれども、技術の修練と同時に、一緒に練習している仲間同士が、お互いに教え合い・助け合う事で、相手とともに成長していく事を非常に大切にしています。

少林寺拳法は競技スポーツではありません。

誰かに勝つために、練習を続ける団体ではありません。
だからこそ、性別・世代・経験の有無を超えて、同じ時間を共有することが出来ます。本当に楽しそうに練習を続けている人がたくさんいます。

自分を守る、大切な人を守る

少林寺拳法の練習は、自分の身を守る事と大切な人を守る事が出来るようになるために行います。

学校や街中で、いじめや痴漢、目撃することはないですか?

そんなときに、たとえば注意しに行かなくては、あるいは、止めにいかなくては、と思っても行動出来ないって事はないですか?

思うだけの正義は無力です。

自分の身を守る事も、大切な人を守る事も、本当にいざその時が来た時に、自分にそれだけの力があれば、なんとかなる、と思いませんか? その力が自分にあるのだとしたら、それは自分の自信につながりませんか?

少林寺拳法の技術の修練は、自分に自信をつける事と、いざという時に行動出来る力を身につけるために修練します。

少林寺拳法の道場には、少年の部と呼ばれる小学生以下を対象とした練習があります。

少林寺拳法では、道場に入るときの靴の並べ方から、掃除の仕方、挨拶の仕方など礼儀作法は本当にうるさく指導されます。

道場では小学生の全学年が一度に練習を行うため、練習のたびに相手が変わることがあります。相手が変わるからこそ、年齢関係なく友達にもなりますし、兄弟・姉妹がいなくても、自然と助け合うようになります。

学年別で勉強をする学校では学ぶ事が出来ない、素晴らしい環境だと思います。

少林寺拳法の道場に何年も通った子供達は、大人になってからではなかなか身につけにくい、人としての品性・品格について、練習を通じて自然と身体で理解し、行動出来るようになっています。


中学生・高校生というのは、人生の中で一番多感な時期だといわれ、同時に身体の変化が最も著しい時期でもあり、小学生とは比べものにならないぐらい、体力もつき、考え方も大人になります。

少林寺拳法の練習も一般の部での練習となり、多くの大人に混じって練習を行います。技術の修練も小学生時代よりもずっと高度になります。

自分自身が大人へと成長している多感な時期に、家族以外の大人と手を取り合って、敬意を払いながら全力でぶつかっていく経験は、将来自分が大人になったときに、同じように若い世代を助けていこうという心の成長につながります。

また、小学生時代に少林寺拳法をやっていなくても、一人一人に合わせたカリキュラムが整備されているため、中学・高校生からやり初めても戸惑うこと無く取り組めるのが、少林寺拳法の特徴になっています。


大学生から20代というのは、人生の中において最も気力・体力が充実しており、男性はより凛々しく、女性はより女性らしくなります。そして、大学を卒業すると同時に、社会人として自分自身の力で生きていくことを求められます。

少林寺拳法のカリキュラムの中には、このような体力が十分ある世代向けの内容も含まれています。

また、女性の場合においても今まで以上に自分の身を守らなくてはいけない事も多くなる時期でもあります。それだけに、まず自分の身を守るという、護身術としての少林寺拳法の技術が、本当に必要とされる時期だと思います。

この時期に少林寺拳法の技術の修練を行うことは、護身練胆という武道が持つ言葉を実際に体現することが出来ます。


30代〜50代となると、男性は社会的責任を負う立場となり、女性は家庭を守る時期に入ってきます。同時に20代までの体力が徐々に低下し、体型も変化しはじめる時期でもあります。
少林寺拳法では、この世代の人たちには、技術の修練を通じて体力の維持と向上を目指すと同時に、何事にも動じない精神力を養う事を目的に、練習に励んでもらっています。

少林寺拳法の練習の中には、鎮魂行と呼ばれる座禅行と、学科と呼ばれる、哲学・精神論・リーダー論を学ぶ時間があります。ある程度人生経験を経ている大人だからこそ、精神修養の大切さが本当に理解できるようになると思います。

技術修練についても、一人一人に合わせたカリキュラムに乗っ取って、体力に応じての修練となりますので、最近体力が落ちてしまって、とか、体型が気になるからやるのはむつかしいのでは?といった方でも、安心して取り組む事が出来きます。


武道経験の無い60代以上の方でも、昔武道をやってみたかった、という純粋な気持ちで少林寺拳法の門を叩かれることが多くなってきています。

ハードな運動を目指す若い世代には護身練胆を中心とした練習を、精神的な強さを求める世代には精神修養を中心とした練習を、そしてとにかく身体を動かし体力を向上したい世代の方には、健康増進を目的とした練習を行うことが出来ます。

少林寺拳法は、競技スポーツのように結果だけを求める団体ではなく、実生活においていかに自分を高め、人と共に楽しく生きるか、ということを学ぶ事を目的としているため、特定の世代に片寄ること無く、仲間同士がお互いにお互いを助け合い、楽しみながら練習時間を過ごしています。

少林寺拳法は単に技術を教わり練習する場ではないからこそ、60代以上の方のこれから武道をやってみたい!という気持ちに応えることが出来ます。


このコンテンツは高槻市少林寺拳法連盟によって紹介されています

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